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2022診療報酬改定について

こんにちは、久々の投稿です。

 

管理ページ用のメールアカウントが使えなくなる等のアクシデントがございましたが、なんとかサイト更新できる環境に取り戻すことができるようになりました。ジンドゥーさん、その節はたいへんお世話になりました。

 

さて、2年に一度の診療報酬改定がやってまいりました。

前回はコロナ禍ということもあり、説明会のリアル開催は行われず、文書のみでのやりとりでいろいろバタバタしたものですが、今回は説明会がリアル開催されるとのことで、26日(土)夕方に福岡県歯科保険医協会さん主催の説明会に出向きました。

 

毎回マイナーチェンジが行われ、いろいろ考えさせられる次第ですが、今回はなんといっても金パラ合金の件!ロシアウクライナ事変によりパラジウムが入りづらくなり非常に高騰化している現状、金パラ合金を用いたつめもの・かぶせものが点数アップとなっております。

 

見た目の問題や金属アレルギーの問題はあるにせよ、機械的強度の高さで長らく日本の歯科保険診療を支えてきた歯科材料である金パラ合金ですが、そろそろそれに代わる材料を模索していく必要がある。というわけで4月からは「チタン合金」および「CAD/CAMハイブリッドレジン」が広い範囲で歯科保険診療で使われていくことになります。もちろん強度的な問題もありすべての症例でというわけにはいきませんが、できるだけみなさまの歯とお口の健康を守れるよう、よりよい材料をご紹介できるようにしっかり準備してまいります。